NFSことはじめ
こんばんは、Tyです。
今回はネットワーク上のフォルダをローカル環境に
マウントする際に用いるNFSの設定の仕方をご紹介します。
マウントとは、通常CD-ROMドライブなどの周辺機器を
認識させ、操作可能にすることをさします。
例えば、WindowsでF:ドライブがCD-ROMドライブとして認識されている場合、
CD-ROMドライブがF:という場所にマウントされている、といった具合です。
Linuxでは、NFSというシステムを使うことでCD-ROMなどのドライブだけでなく、
ネットワーク上のほかのサーバーの特定のフォルダをマウントさせ、
フォルダの中身を共有させることが可能です。
ここでは、例としてLAN内の二台のサーバーのディレクトリを共有する場合の設定を
記述します。OSはCentOS5.2です。
■ マウントさせるフォルダのサーバー側の設定
(1) nfs-utilsのインストール
NFSがインストールされていない場合は、まずyumコマンドを実行して
インストールします。
# yum install nfs-utils
(2)共有ディレクトリの指定
共有させたいディレクトリの場所を指定します。
/etc/exports という設定ファイルに下記の一行を追加します。
ここでは、例として「/home/share」というフォルダを共有させます。
IPアドレスの設定はLANの設定によって異なります。
/home/share 192.168.1.0/255.255.255.0(rw,async,no_root_squash)
(3)LAN内のサーバーへのアクセス設定
LAN内の別のサーバーからアクセスできるように設定します。
/etc/hosts.deny に下記の内容を追加します。
portmap: ALL locked: ALL rquotad: ALL mount: ALL statd: ALL
/etc/hosts.allow に下記の内容を追加します。
portmap: 192.168.1.0/255.255.255.0 locked: 192.168.1.0/255.255.255.0 rquotad: 192.168.1.0/255.255.255.0 mount: 192.168.1.0/255.255.255.0 statd: 192.168.1.0/255.255.255.0
(4)NFSサービスの起動
NFSサービスを起動するため、下記のコマンドを入力します。
# /sbin/service portmap start # /sbin/service nfslock start # /sbin/service nfs start
下記のコマンドでNFSサービスを自動起動に設定します。
# /sbin/chkconfig portmap on # /sbin/chkconfig nfslock on # /sbin/chkconfig nfs on
■ フォルダをマウントするサーバー側の設定
(1)共有ディレクトリのマウント
上記で設定したフォルダをマウントするには、下記のコマンドを使用します。
ここでは、例として「/home/local/mount」にマウントさせます。
また、マウントさせるフォルダのサーバーのIPアドレスは
「192.168.1.10」とします。
# mount -t nfs 192.168.1.10:/home/share /home/local/mount
また、サーバーの起動時に自動的にマウントを行う場合は
/etc/fstab というファイルに下記の1行を追加します。
192.168.1.10:/home/share /home/local/mount nfs defaults 0 0
以上の設定でIPアドレス「192.168.1.10」のサーバーの
/home/share というディレクトリ中身を/home/local/mountフォルダ上で
操作できるようになります。
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